2022/11/18 15:31

日頃より池亀をご愛顧いただきありがとうございます。

2022年も残すところあと1か月程度となりました。
2023年はご家族でおせち料理を囲み、新年を迎えませんか。
お正月と言えばおせち料理ですが、その由来や料理に意味があるのはご存じでしょうか。
おせち料理をよりお楽しみいただけるよう、おせち料理の由来について触れてみたいと思います。

1.お正月とは
おせち料理の前に、お正月について触れたいと思います。
お正月とは、1年の最初の月のことで、中でも1月1日は元日と言います。
(1月1日の朝を元旦という。「旦」は地平線から上る太陽を表します。)
元旦にやってくる歳神様を家毎にお迎え(※1)し、1年間の幸せを願います。
旧暦(太陽暦)から新暦(太陰暦)に変わった明治以降(※2)、1年のスタートが1月1日となりました。

(※1)縁起物の正月飾りでお出迎えします。
鏡餅:年神様へのお供えもので、古くから鏡には神が宿るところと考えられていました。
門松:年神様を家に迎え入れるため、門前などの目印になるよう飾られます。
注連飾り:内と外の境界を表し、玄関に張ると外の邪気が家の中にはいってくるのを防ぐとされる。
(※2)西洋化を進めた日本が西洋に足並みをそろえるために、明治5年(1872年)12月3日を新暦を新暦の明治6年1月1日とすることが定められました。
※写真は門松


2.お正月とおせち料理
高いところから降りてくるとされる歳神様をお出迎え、新年を祝うお正月。
お正月には年神様へ五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全、不老不死などを祈って、縁起の良い海と山の幸を詰める風習からおせち料理をお正月に食べることが一般的になりました。
また、正月3が日はかまどの神様に休んでもらうため、買い物や料理などの家事をお休みをするという意味も込め、保存がきく料理が食べられるようにもなった。とも言われております。

3.おせち料理
おせち料理はもともとお節供といい、五節供(※3)に神様に供えた料理。
重箱に詰めるのは、「めでたさを重ねる」という願いが込められています。
(お重に詰めるようになったのは江戸時代からと言われております。)
5つに分類され、新年を祝う「祝い肴」、「口取り」、「焼き物」、「酢の物」、「煮物」に分けられます。
代表的な料理の種類は以下の通り。
黒豆:邪気払いの意味。黒く日焼けするほどマメに働けるように。
数の子:卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物。
田作り:片口イワシを農作の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う五万米(ごまめ)とも呼ばれる。
たたきごぼう:地中深くに根が入っていくので、家の基礎が堅牢なことを願うとされる。
きんとん:黄金に例えて金運を呼ぶ縁起物。
海老:ゆでると年寄りのように腰がまがることから、長寿でいられるようにという願いが込められている。
紅白なます:水引をかたどっているとされ、平和や安全を願う。
伊達巻き:形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願いが込められている。
鰤:出世魚である鰤は、立身出世を願う縁起物。
中でも、代表的なものは祝い肴3種(※4)。3品とお餅が揃えばおせちの形が整い、お正月が迎えられるとされる。

(※3)五節供:季節ごとの食物を神に供える節日を祝う。
(※4)関西地方では、黒豆・数の子・たたきごぼう、関東地方では、黒豆・数の子・田作りを指す。

最大限手作りにこだわった池亀のおせち料理を食べながら、新年を迎えませんか。
人気の3-4人前から、お手軽1-2人前のおせちをご用意いたします。

・【3段重/3-4人前】24,840円 (税込) 18.9×18.9×4.9㎜
・【1段重/1-2人前】12,960円 (税込)

※商品特性上、当店近隣エリアの地域限定・数量限定でご予約を承っております。(お取り寄せ通販は行っておりません。)
※祝い箸付き。
※ご予約締め切り日:12月20日
※お支払いは現金またはPayPayでのお支払いをお願いいたします。


※写真はイメージのため、実際の御料理とは異なります。

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