2022/12/09 10:13
日頃より池亀をご愛顧いただきありがとうございます。
11月に入ると、各種メディア媒体の広告で北陸地方のカニを目にすることが増えておりませんでしょうか。地元でもこの時期になると、スーパーや市場など香箱ガニが目玉として陳列されるようになり、晩秋~初冬の訪れを感じるワンシーンです。
そんな香箱ガニについて、そもそも香箱ガニとは、食べられる時期が限定される理由、その食べ方等について触れたいと思います。
1.香箱ガニとは
石川県ではズワイガニの雌を、「香箱(こうばこ)ガニ」と呼びます。
※地域によっては「せいこガニ」と、呼ばれる地域もございます。
大きさはズワイガニの雄の半分ほどと小柄ながらも、濃厚な味わい、風味は絶品です。
資源保護の観点から、11月6日の解禁からわずか2か月程度と漁獲時期が限られます。
さらにシケの影響で出漁も限られるため、石川県内でも希少とされております。
2.特徴
香箱ガニの大きさはオスに比べて半分ほどと小柄ですが、ズワイガニのオスにはない卵を持っているのが最大の特徴です。
➀未成熟卵「内子(うちこ)」
甲羅の内側にある蟹味噌はズワイガニのオスにもありますが、香箱ガニには蟹味噌と合わせて未成熟卵でオレンジ色の「内子」があります。濃厚さと旨味が特徴です。
②成熟卵「外子(そとこ)」
お腹に抱える茶色の粒状の卵、「外子」。
内子同様に、メスのみが持っているため、つぶつぶ食感や風味を存分に味わえます。
3.食べ方
濃厚な味わいの蟹味噌や内子、食感と風味が楽しい外子を楽しめる香箱ガニはオスの半分ほどの大きさで小柄なサイズですが、様々な食べ方を楽しめます。カニ身を取り出す食べ方は勿論、出汁が良く出るためお味噌汁として楽しむ方もいらっしゃいます。金沢のほうでは、カニの身を甲羅に敷き詰めて、「カニ面」で食べるおでんなども有名です。食べ終わった後に甲羅に日本酒を注いで甲羅酒にして楽しむのもお酒好きにはたまりません。
小柄がゆえに、食べづらさのある香箱ガニは下茹でした後、むき身を取り出し、甲羅盛りにして提供しております。自家製三杯酢につけて召し上がっていただきます。
※漁の状況によってはご用意できない場合もございます。