2022/12/27 12:29

日頃より池亀をご愛顧いただきありがとうございます。

昔ながらの日本のお家といえば、神様をお祀りする神棚と本尊やご先祖の位牌など祀り、供養を行うお仏壇があります。
池亀では年末になると地元の神主様が交換に来られ、
1年に1度神棚に祀るお札を交換しますが、年末になると行われる1年に1度の神棚の御札交換について触れてみたいと思います。

1.神棚について
日本では、日本各地に自然に宿る信仰の対象とする神社が存在し、それぞれの神様を礼拝することで、ご利益が得られるとされてきました。そしてこれを家内安全や無病息災などお祈りするために、家の中に小さな神社のような神棚を設けるようになりました。また、お米、お水、お塩などお供えすることで、神様にお食事を献上します。
子供のころ、お水交換をやっていたことを思い出します。

2.御札()札について
神棚をお祀りするには、神社からいただいた「御札」(神札とも呼ばれます)を神棚にお祀りします。御札は神社に鎮座されている神様そのものとされています。御札は神様の魂を分けて頂くものなので、1年に1度新しいものに取り換えることで、神様の力を維持することができるといわれるようです。
池亀のある田鶴浜町では、神主様が11軒町内の自宅を訪問し、古いものを持ち帰り、新しい御札に交換して下さいます。

3.能登の縁起物・蓬莱(ほうらい)
また、能登地方ならではの習わしとしては、正月の縁起物として神棚に蓬莱(ほうらい)*1と呼ばれる縁起物飾りを飾ります。
当店でも毎年年末にこれを取り替えて新年を迎える風習があります。

*1蓬莱:奉書に、「福寿」や「繁栄」などの 文字とおめでたい七福神や干支などを切り絵したもの。もともとは農作物のお供えで、米や小豆・銀杏などを幾何学模様に盛ったものを指していましたが、豊作だけでなく人々の願いが多様化し、食べ物などのように形で表せない願いを紙で表現するようになったと言われています。:輪島たび結びより:https://wajimanavi.jp/info/2019/12/19/2234/


年末年始は日本の文化や歴史、行事の由来、その地域ならでは習わし等を感じることができる機会にもなります。
当店も一人でも多くの方に、食文化、能登文化等について少しでも触れて頂けるような情報を継続して発信していきたいと思います。