2023/01/07 22:08

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も池亀をよろしくお願い申し上げます。

新年のご挨拶も兼ね、年末年始で感じた能登ならでは(当店ならの部分もあるかもしれませんが)の料理について書いてみたいと思います。

当店では、11日にお雑煮(茹でた紅白の丸餅とおすまし)を、12日には小豆のぜんざいを毎年食べますが、全国的にも意外と珍しいと思いますので、その由来について調べてみました。

1.お餅について

西日本は丸餅、東日本は角餅が主流と言われますが、石川県では丸餅と角餅を食べる境界線上にあると言われ、地域によって異なります。(ちなみに池亀では丸餅を食べます。)
日本の餅はもともと丸かったものの、江戸時代に入ると平たく伸ばした餅を切り分ける方法が生み出され、運搬が便利なことから広まったことが由来とされているようです。(諸説あり)*1
また、石川県ではお正月のお餅には縁起の良い紅白餅が主流です。江戸時代に、加賀藩主に献上された紅白の餅が起源で、長い歳月をかけて庶民にも浸透したといわれております。また、前田家では「上が白、下が赤」に対し、一般の家庭では殿様と同じでは畏れ多いというので、上下反対にしたといわれるようです。*2
*1農林水産省HPより:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2001/spe2_02.html
*2ニッポンドットコムより: https://www.nippon.com/ja/japan-video/ct171000042/


2.お雑煮について
お雑煮は日本各地、地域によってさまざまな特色があるようですが、池亀では餅は焼かずに昆布を敷いてゆでたものに、鶏肉・人参・大根を具材としたお出汁を加え、香り付けにゆずを添えます。全国的には焼いたお餅をお雑煮にするのが主流のようですが、これも石川県ならではの珍しい食べ方のようですね。(他をあまり知らないので、全く違和感を感じませんでしたが。)
また、池亀では12日に紅白餅におずきを使ったぜんざいを食べます。また石川県内でもあずきのお雑煮が食べられる地域も多いそう。由来は調べてみてもこれといったものが見つかりませんでしたが、古来より中国や朝鮮では赤色の小豆には魔除けなどの神秘的な力があると信じられ、正月や冬至などで食べられていたそう。その文化が日本海側へ伝わったのではないかなどと考えられているようです。*3(島根県や鳥取県ではお雑煮代わりにぜんざいを食べることもあるようです。)
*3
北陸メディアより:https://hokuroku.media/feel_better/6041.html

池亀でのお正月のお雑煮について書いてみましたが、皆様の故郷でのお正月の料理はどうでしょうか。調べてみると意外と自分の地域だけの食べ方等あるかもしれないですね。