2023/12/05 09:12

今回のブログでは、池亀(実店舗)のコース料理やおせちの一品としても提供する冬の一品、助子の煮物について紹介します。

1.助子(すけこ)とは

 

助子とはたらこと同じく、スケトウダラの卵()です。助子と聞いても何かわからない方がいらっしゃっても、たらこと聞けば皆さんご存じではないでしょうか。たらこはスケトウダラの卵()を塩漬けにしておりますが、助子はスケトウダラの「生」の卵です。またタラは子持ちとなる12-2月の冬の時期に旬を迎えるお魚です。



2.当店では煮物が主流

 

助子の親となるタラは子持ちとなる12-2月の冬の時期に旬を迎えるお魚。

12月頃になると地元スーパーに行けば、助子がそのまま鮮魚コーナーに並ぶこともしばしば。当店では甘辛く煮詰めた「助子の煮物」として、冬のコース料理の一品に、またおせちの一品として提供しております。卵ならではの食感、甘辛い味付けはお酒のアテに、ご飯のお供に抜群です。

おせち料理では料理毎に願い事を込められて作られる料理が多いですが、助子も数の子と同様に「たくさんの卵で子宝に恵まれますように。」という子孫繁栄を願う縁起物の一品とされております。

 

関西地方を中心によく食べられている料理だそうですが、関西で修行を重ねた当店主手作り、助子の煮物を冬のコース料理でお楽しみください。
仕入れ状況によっては、コース料理に含まれない場合もございます。